医療機器を気にとめて正しく使おう

身近な医療機器の話を続けます。

家電量販店などで販売されているマッサージ器も医療機器です。

マッサージ器で頭に浮かぶのは、マッサージチェアではないでしょうか。

家電量販店で、マッサージチェアを試用した中高年の男女が、その気持ちよさに熟睡しているのを何度も見かけたことがあります。

電気屋さんで寝てしまうなんて、日本は平和です。

薬事法の政令に定められたマッサージ器には「家庭用電気マッサージ器」

と「家庭用エアマッサージ器」

があります。

前者はマッサージチェアに代表されるもので、ローラーなどで凝りやすい部分をグリグリと押してくれるもの、後者は空気圧で体の部分部分を揉んでくれるものです。

家庭用エアマッサージ器は女性の購入者が多く、むくんだふくらはぎを揉んでくれるのが好評だそうです。

マッサージ器は「管理」

に分類される医療機器ですので、届出をしないと販売ができません。

どこにでも売っているわけではありませんので、試用できるお店があれば体験してみましょう。

くれぐれも試用中に熟睡して、店員さんを困らせないようにして下さい。

その寝姿をネット上にばらまかれたら、末代までの恥ですよ。

医療機器には、身近なものから大掛りで高価なものまでたくさんあります。

薬局で売っているような脱脂綿も医療機器ですし、人体を断面的に撮影できる、大きなCTスキャナーもそうです。

ひとくちに医療といっても、様々な道具があるのです。

リスクによって定められた「一般」

「管理」

「高度管理」

「特定保守管理」

の制限を受けるのは製造者や販売者なので、使う人は、本来気をつかう必要はありませんが、それらは健康や、場合によっては人命に関わるものです。

心して使いましょう。

特に家庭用に販売されているものは、正しくきちんと使って下さい。

また、医療機器で海外に進出することは、日本の技術力を生かした重要な施策です。

特に内視鏡やMRI、X線CT装置などは、現在でも国際競争力がある程度あり、期待がもたれます。

医療といえば、近年はiPS細胞などの再生医療が報道に取り上げられがちですが、医療機器の分野もがんばっていることを忘れないようにしましょう。